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お家も住んでいるとだんだん傷んできますね。

一番傷みやすい床。そろそろ直したい・・・。

そこでどのような種類があるのか紹介していきましょう。

一般的に使用されるのは6種類

フローリング   【合板を使った床材】

今の住宅に最も使われている合板床材です。

素材は合板を何層にも重ねて12~15ミリの厚みにして
表面をカラーで仕上げています。

安さとカラーバリエーションの豊富さから一番使用されています。

今では表面加工が進歩して木に見えるけどシート印刷仕上げというのもあります。
パッと見はまったくシートとは思えません。
しかし切断した表面をめくって引っ張ると伸びるから驚きます。

デメリットとしては物を落として傷付けたときに素地の合板が見えてしまいます。
補修用のクレヨンなどもホームセンターに置いています。

以前は接着剤や合板にホルムアルデヒドが多く使用されシックハウスや
アレルギーの原因となりました。そのため使用制限が設けられたほどです。
現在は★★★★4つ星表示【フォースター】があれば安全性を確保されています。

フローリング無垢 【本物の木を使った床板】

フローリングに使用されている無垢(むく)材になります。
厚みは15~18ミリ。幅は75~150ミリ程度となります。

合板とは違い本物の木を加工しているため少し高級な素材と言えます。
合板と無垢の違いをいくつかあげてみましょう。

表面に傷がついたら・・・合板は下地材のべニアが見えて補修しないと目立ちます。
          無垢は下地も自然木のため目立ちにくいです。

吸湿性は・・・合板はほとんどありません。
      無垢は呼吸するため水分の適度な吸収・放出の作用があります。

反りや色ムラは・・・合板は反りは少なく色ムラはほぼありません。
         無垢は呼吸するため反りが出やすいです。本物の木であることで隙間やムラが出ます。

冬の寒さは・・・合板は温度にともなって冷たいです。
       無垢は冷えにくく、冷たさを軽減する作用があります。


上記のように無垢も良いところ、悪いところがあります。
目を閉じて両方触ってもらうと皆様のほとんどは無垢の触り心地の良さに気づきます。

当方でよく使う無垢材でもウォールナット>カリン>桧・ナラ>杉>バーチ
のように価格にも結構差がでます。同じ木ですけど不思議ですね。

自然の木は化学薬品が使われていないので体にやさしいですね。
高価であるためリビングだけとか範囲を決めて使用するのが理想的です。

クッションフロア 【水回りで使用されるのが多い】

フロアーの次に需要があるのがクッションフロアーと思います。

素材はビニール系で厚みは1.8~2.3ミリが多いです。

主に水回りのキッチンや洗面所、トイレなどで使用されます。

水を吸い込まないから汚れに強く、掃除もしやすいですね。
やわらかい素材なので物を置くとへこみます。

リフォームするときは今のをはがして張り替えます。その時下地の材料が傷んでないか確認が必要です。
クロスほどではないですが豊富なデザインがそろっています。

デメリットは自分の感覚になりますが、水気を吸い込まないのがあだとなり
梅雨時に素足で歩くとペタペタひっついて不快感があります。
冬の窓が結露しやすくなってしまいます。

フロアーに比べて傷も付きやすい印象です。補修は出来ないと考えておきましょう。

畳       【日本といえば座敷ですね】

和風といえば畳。日本のこころですね。

昔からの住宅にはかかせない畳。表面素材はい草で厚みは55ミリ程度。

でも写真のようにフロアーの上に置くタイプは15ミリなど薄いものがあります。

フロアーと違い適度なやわらかさで座ってよし、寝転んでよしと万能です。
い草の色や香りは落ち着きます。
交換方法は【本体取り替え】【表替え】【裏返し】となります。
これは畳屋さんに依頼という形になります。

しかし今は和風離れにより洋風がほとんどを占めています。
そのため需要は激減しました。先々仏壇を設置するために和室を設けるのが主流かと思います。

デメリットはい草が劣化するとすり切れて足についたり、日光に当たると色あせが生じます。
家具を置くと底にカビが発生したりもします。

床タイル     【キッチンなどでよく使われます】

床タイルは素材が塩化ビニールとストーンに分かれます。

厚みは2.5~3ミリ。価格はやはり本物であるストーンが上ですね。
他の素材に比べて高価となります。

夏は涼しく冬は寒い。冬はスリッパなどで補うのが良いかと思います。
一長一短ではありますが水気に強くバリエーションが豊富です。
パッと見は高級感がありますね。

他の素材と比べると固いので食器等を落とすと割れる可能性が高いです。
油で汚れやすい等のデメリットもあります。

タイルカーペット 【ごろ寝したい時にいいです】

自分がこの仕事についてから一度しか依頼されておりません。

昔からあるじゅうたんはとてもサイズが大きく夏に片付ける時に丸めても
重くて保管場所に困るといった記憶があります。

それが今は50センチ×50センチの正方形のサイズになり
とてもコンパクトで女性でも楽々取り扱えるようになりました。

汚れた場合もその箇所だけ洗えるのがいいです。
種類によっては消臭効果や防音効果が得られます。
そして寝転んでも痛くないのが一押しでしょう。

部屋全面に施工するタイプもありますがやはり部分的にするのが人気のようです。

デザインは少なめかと思いますので配置の仕方でオリジナル感を出すのがポイントですね。
手軽ではありますがその分隙間ができてしまうこともあります。
長期間敷いておくことでカビが発生することもデメリットといえます。

まとめ

いかがでしたか?いろんな床の種類がありますが
リフォームする時は新しい素材やデザインにしてみるのも楽しいかもしれません。
施工場所や状況によって価格はかなり変わってきます。質問や相談などありましたら小規模から大規模まで新築・リフォームを手掛けています
創業40年以上の実績を持つ松阪市の井村建築にご連絡ください。

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