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3月はもう春を思わせる陽気ですが朝晩はまだまだ寒いです。

油断すると怖いヒートショックについてお話します。

ヒートショックって何?

ヒートショックという言葉はご存じでしょうか?

暖かい場所から寒い場所へと移動した時に急激な温度変化によって
体に負担がかかることを指します。

主な負担の要因は血圧の急激な上下により心臓や血管に負荷がかかることです。

それによって心筋梗塞、脳梗塞といった症状が出る事があるのです。

ヒートショックを防ぐ方法4選!

そこでヒートショックがなるべく起きないようにするための

方法を紹介しましょう。

脱衣所の室温を上げる

リビングや部屋などは暖房器具を使って暖かくしてあると思います。

でも家中暖かい訳ではないですよね?

快適な空間からお風呂に行こうとすると廊下を通って脱衣場へと向かいます。

するとおおよそ室温は低くブルっとした経験はありませんか?
それこそまさに血圧の変化ですね。

そこで着ている服を脱げば寒さは倍増です。

まずこの脱衣場の室温を上げておくことが大切です。

あらかじめ脱衣所にヒーターなどを設置して
室内温度を上げておくと体への負担は軽減されます。

若いうちは平気かもしれないですが徐々に辛くなってくるのは避けられません。
自分も独身の時にはほぼ無関心でした。

浴室の室温を上げる①

脱衣場から服を脱いで浴室へ入るとさらに寒さは厳しくなります。

そこで浴室の室温を上げる方法として浴室暖房の設置をお勧めします。

今は浴室の換気扇とセットで浴室暖房や乾燥が付いていることが多いです。
入浴の30分前にセットしておけば入る頃には暖かく快適でしょう。

もし付いていない場合は後付け浴室暖房機を取り付けてみるのもいいでしょう。
昨年脱衣場に取り付けた工事では喜んでいただけました。


浴室の室温を上げる②

暖房機より手軽な方法として入浴前にシャワーを出して
浴室を温めるのも有効な手段です。

お湯の出しっぱなしは不経済ですが自身の体を守る為なら
1~2分は大丈夫でしょう。
しかも床も温まるので温度に敏感な足の裏をヒヤッ!から防ぐ効果もあります。

さらに浴槽のフタを開けておけばより一層効果的です。

小さなことの積み重ねが体への負担をやわらげてくれていると思います。

床が濡れていると滑る可能性があるので注意は必要です。

浴室の窓の断熱性能を上げる

簡易式としては今の窓の内側に内窓を取り付ける方法があります。

そうすることによって空気の流れを遮断することになり暖かさが
外へ逃げにくくなるわけです。

使用後の換気では2回窓を開ける事になるので少し面倒になるコトも考えておきましょう。

少し工事費はかかりますがペアガラス窓に交換という方法もあります。

現在の新築住宅はこのタイプが標準となっています。

以前の単板(一枚ガラス)からペアガラス(2枚ガラス)に交換すれば
少しでも室温を上げることに繋がります。

まとめ

いかがでしたか?

色々な方法がありますが少しでも実践してもらえれば何よりです。

今回のポイントはいかに温度差をなくすか。
忙しい毎日の最後に体をケアしてあげてください。

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